司法書士を探すには、例えば「相続を経験した友人・知人に尋ねてみる」「各地の司法書士会に連絡をして紹介を受ける」「金融機関や不動産会社から紹介してもらう」「インターネットで検索」といった、さまざまな方法があります

一口に司法書士といっても、業務分野によって得手不得手（専門知識の有無・経験の多寡）がありますので、できれば、依頼したい分野の経験が豊富かどうかを確認しながら選ぶと安心です

それに加えて、「人柄」や「相性」といった面も大切です

電話や面談で司法書士と話をし、「信頼できそう」「ちょっと合わなさそう」といった、フィーリングや波長も考えた上で、ご依頼いただくのがよいと思います

また、料金や分からないことについては、遠慮無く質問すべきです

さて、気になる料金について。　以前は「報酬規程」なるものがあり、基本的には司法書士報酬は横一線でした。　今は司法書士報酬には決まりはなく、各司法書士が自由に定めて構わないということになっています。　言わば「十人十色」ですので、何人かに問い合わせをして比較検討してみると良いかもしれません

料金の見積もり等、お気軽にご連絡下さい

なお、不動産をご購入される場合などに、不動産業者や金融機関から司法書士を指定されることがありますが、通常それは業者側による司法書士の「紹介」ということであり、原則としては（契約書に特約がなければ）司法書士はご自身で選ぶことができます。　ただし、売買等の手続きのスケジュールの関係上、ご自身で選びたい場合は、なるべく早めに業者側にお伝えください